当講座の鈴木慎太郎准教授が取材を受けたヒスタミン中毒に関する特集がNHKラジオ第一「Nらじ」で放送されました。
2024年5月18日
2024年5月14日火曜日の18時から放送のNHKラジオ第一「Nらじ」内でヒスタミン中毒に関する特集が組まれ、当講座の鈴木慎太郎准教授が取材に応じ、発症時の注意事項に関するコメントが紹介されました。
サバやマグロなどの魚肉部分に自然発生するヒスタミンという物質を大量に口にすると、中毒症状が生じます。ヒスタミンを含む食品を摂取した1時間以内に顔面の紅潮(皮膚の赤み)や頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、じんましんが出た際にはこの病態の可能性があります。しかし、重症例では呼吸困難や意識障害などアナフィラキシー様症状で救急搬送され、魚肉アレルギーやアニサキスアレルギーによるアナフィラキシーショックと鑑別が困難な場合があります。