当科の鈴木慎太郎講師が日本医師会 第10回赤ひげ大賞「功労賞」を受賞しました

2022年1月12日

当科の鈴木慎太郎講師が日本医師会 第10回赤ひげ大賞「功労賞」を受賞しました。

同賞は、日本医師会と産経新聞社が共催し(太陽生命保険株式会社が特別協賛)、地域に密着して人々の健康を支えている医師の功績を顕賞するものです。

地域医療で活躍している医師の活動を広く国民に伝えるとともに、次代の日本を支える地域医療の大切さをアピールする事業として平成24年に創設されました。

全国の都道府県医師会から推薦された候補者から、毎年1回、大賞(5人)を選考委員会で選定し表彰しています。

今回、鈴木慎太郎講師は東京都医師会から推薦され、上記の選考に進み、惜しくも大賞には選定されませんでしたが、次点の功労賞を受賞しました。

鈴木慎太郎講師からのコメント

大学人として研究や教育にも携わっておりますが、医師として最も重要なミッションは患者さんの診療です。

当科に入局して以来、成人のアレルギー診療、とくに食物アレルギー、近年ではアニサキスアレルギーの診療に奮闘して参りました。アニサキスアレルギーに関しては、昭和大学病院近隣の品川区・大田区・目黒区にとどまらず、日本全国から患者さんが見えられ、ひとりひとり個別の治療・管理プランを呈示しています。

標準的な治療法の発達が不十分な成人の食物アレルギー・アニサキスアレルギーではShared decision makingを心がけ、アナフィラキシーショックなど重く激しい症状が再発しないように配慮した診療計画を立てています。過去、大学病院に勤務する医師が受賞することが少なかったと聞いています。

今回の受賞が契機となり、昭和大学病院、呼吸器・アレルギー内科の活動が地域医療に貢献していることの更なる周知に繋がれば幸いです。

日本医師会赤ひげ大賞サイト

http://www.akahige-taishou.jp/